ブルームバーグテレビライブ放送

00:00BNV JA November 2020 “子供を作ろうとしている人あるいは既にいる人にとっても子供を持つというのは素晴らしい経験ですでも同時に問いかけてみましょう ‘将来いくら必要になるのか？’” 「グッド・マネー｣ “この子はこのノートがお気に入りのようです（クイックテイクプロデューサーヘンリー・ベイカー）今回の話に興味津々です昨年この子が生まれて彼を見るとどんな将来が待ち受けているか考えます彼だけでなく私と私の財布の将来についてもです ‘託児所の費用はいくらか？’ ‘おむつ代は？’ ‘大学進学の資金は？’ 全ての費用を考えると気が遠くなりそうですクリスティーナ・リバダリー氏がその費用を明らかにします本日は「グッド・マネー｣にご登場いただき感謝します私には９カ月の子供がいるのでまさに今この問題に直面しています多くの人が認識している金額があります子供を育てるのに必要な費用についてですあなたはそれを掘り下げてその費用の実態を明らかにされていますね” “費用は多くの要素によって異なります（マナ・ファイナンシャル・サービシーズＣＥＯ兼共同創業者クリスティーナ・リバダリー）状況次第で大きく異なる費用が出産にかかるコストです平均的な米国人の場合医療保険に加入していれば4500ドルですこれが通常の出産に必要となりますただしこの費用には緊急帝王切開などの処置は含まれませんまた予想より長く新生児集中治療室にいた場合の費用も含まれませんですから 4500ドルは必要最低限の費用です次に考えなければならないのが ‘赤ちゃん準備費用’と呼ばれるものです子供部屋の準備するのに必要な費用となりますほとんどの人々が5000ドル程度を費やして大きな商品を買っていますベビーシャワーでは買ってもらえないものです例えばベビーベッドかご型ベッドベビーカーなどです” “ここで情報ですベビーケア商品の全世界の市場規模は 2025年までに1000億ドルを超えると予想されます” “親になるためのクラスや出産クラスに参加した場合 650ドル程度かかりますこれが１クラス当たりの平均的な費用です他にも出産と授乳に関するコンサルタントがいます平均するとその費用が2500ドルですそれぞれのコンサルタントに必要となります最後です最も大きな負担となるのが育児に要する費用でしょう育児費用は膨大ですかなり早い段階でナイトナースを雇ったとしましょうロサンゼルスの場合ナイトナースの時給は30ドル～40ドル程度です基本的な保育に関しては保育園か子守かでしょうロサンゼルスでオペアを雇う場合年間で２万ドルかかりますこれに加えオペアは一緒に住むことから総計は４万7000ドルになります” “そんなに？これが乳児期の費用です将来は？大学や職業訓練校に行く？自立の日は来るでしょうかファイナンシャルプランナーのロジャー・マ氏は最近このことをよく考えるようになりました話を聞きましょう私がまだボビーにかかる費用を貯金をしてないとします将来困らないようにするには何から始めたらいいでしょう？” “始めると意識するのが重要ですまずは総資産が書かれた財務表から生活費を割り出します毎月何に消費しているか項目ごとに確認してください信用スコアも確認しましょうそれがスタートです” “大学費用の貯金はやはり大切ですか？” “教育費は年々大幅に上がっていますですが将来は高等教育がどんな形になるか分かりません今後15年から20年の間でねだからもし雇用の観点から重要と考えるのならば ‘529プラン’で貯めるのがお勧めです” “529プランは普通預金口座で受取人の教育費を預金できるよう設計されています私が529プランを利用しても ‘大学に行かない’と言われたら貯金はどうなります？” “通常対象外の費用を取り出す場合は連邦税や州税で課税される可能性があります地方税の課税や罰金もあるかもしれませんですからロスＩＲＡや課税対象の証券口座での貯金も大切でしょうこれらは529プランで貯金するより融通が利きます” “教育費は何が対象ですか？” “部屋代食費授業料コンピューターのような電化製品などです口座の受取人を変えることもできます子供の教育費に使うこの預金は使ったあとに余ったらご自身の教育費にも使えます対象となる機関であれば受取人を自分に変えられるのです基盤を作るために他に２つ役立つことがあります雇用主の保証範囲外となる生命保険などの定期保険ですそして遺産計画を整えることですもし既に準備されている場合にはそこに子供も入れてください財産分与のことだけではありません自分やパートナーに何かあったときの養育者の名も必要です” “では 529プランを始め個人で定期保険に加入しますそして遺産計画に息子を含めます費用が分かって少し安心しましたおそらく巨額になるでしょうこういった情報を事前に得られたらと思いますそしていつか息子にも知ってほしいです” “伝統的な学校教育では残念ですが学べないでしょうあなたから学ぶのが一番です”（アシュリー・ディクソン氏） “お金と良い関係を築くにはどう教えればいいでしょう？” “現在自分とお金の関係が良くなくても自身の財政状況はよく理解できると思いますお金に関連する考えや経験を共有できますお金は生活の全ての面に関係します食料品店に行ったり車を運転したり家にいてもですだから子供に全てを見せましょう食料の買い物リストを作る時に広告でお買い得品を探すのを見せます家事の手伝いでお小遣いをあげる場合理由を説明しますお小遣いをあげる理由をです実際の例を見せることお金の不安を恐れないことです同じようにやればいいと子供が思うからです” “金額について教えるのはどう思いますか？例えば収入や娯楽費などです” “正直に話しましょう経済的に苦しい状況ならそう子供に伝えましょうまたは‘来月休暇でお金を使うから今月は外食しない’と説明します ‘ファミレスや映画を控えて節約しよう来月の旅でお金を使うから’などです実際に頭の中でしているやりくりの過程を説明するのはとても役立ちます多くの場合子供は知らないからですお金が入ってくる過程も理解していませんなぜ両親が仕事に行くのかそれがガソリン代になるのですそういった流れを見ていない子供もいます実際の活動を見せることがとても助けになります” “これまで費用や計画お金の教育について見てきました願うのは学校制度の中で金融教育がもう少し一般的になることですしかしそれまでは自分たちでやる必要があります”

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米国の子育て費用

子供を持つというのは素晴らしい経験だが、お金もかかる。米国での出産や育児に必要な費用、子供の将来のための貯蓄、出費に備える方法について、動画特集「グッド・マネー」でヘンリー・ベイカーがリポートする。 (Source: Bloomberg)