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SF連銀総裁、9月の利下げに柔軟姿勢-関税インフレは「一過性」

  • 政策を再調整し、経済とより整合させるべき時期が近く訪れる-投稿
  • 労働市場を危険にさらすことなく、完全な確実性を待つことできない

米サンフランシスコ連銀のデーリー総裁は29日、近く利下げに踏み切る用意が整うとの考えを示唆した。関税に起因するインフレは一時的なものにとどまる可能性が高いと付け加えた。

  デーリー氏は「政策を再調整し、経済とより整合させるべき時期が近く訪れるだろう」とソーシャルメディアに投稿。関税関連の物価上昇は「一過性のものになる」と記した。同連銀が投稿を共有した。

  「確実に分かるまでには時間がかかる」としつつ、「労働市場に悪影響を及ぼすリスクを伴わずに、完全な確実性を待つことはできない」と続けた。

  連邦公開市場委員会(FOMC)は今年に入って政策金利を4.25-4.5%のレンジに据え置いている。パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長は22日の講演で、インフレ懸念が残る中でも労働市場へのリスクが高まっていることを指摘し、慎重ながらも9月の利下げに道を開いた。

  「議会は最大雇用と物価安定という2大目標をFRBに与えている。現時点では双方が緊張関係にある。関税がインフレを押し上げる一方で、労働市場は減速の兆しを見せている」とデーリー氏は指摘した。

  デーリー総裁は今年のFOMCで議決権を有していない。今月これより先には、大幅利下げは必要ない公算が大きいとした上で、年内2回の政策金利引き下げが適切だとの見解を示していた。

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原題:Fed’s Daly Signals Openness to Interest-Rate Cut in September(抜粋)

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