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紅海の混乱、すぐには収束しない公算大-海運大手2社のトップが予想

  • 少なくとも数カ月はサプライチェーンの混乱が続くとマースクCEO
  • 特にアジアが打撃受ける可能性、航路変更で-DHLマイヤー氏

海運大手2社のトップが、紅海の脅威で海上輸送の混乱はあと数週間から数カ月続くとの見通しを明らかにした。世界の経済大国を結ぶ航路での物資搬送に依存している企業は、さらなる遅延や輸送コスト上昇に見舞われることになる。

  APモラー・マースクのビンセント・クラーク最高経営責任者(CEO)は17日、スイス・ダボスで開催されている世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)のパネル討論会で、「われわれにとって、これは輸送期間の長期化を意味し、恐らく少なくとも数カ月はサプライチェーンの混乱が続くだろう」と述べた。

Day Two Of The World Economic Forum (WEF) 2024
ビンセント・クラーク氏(1月17日、ダボス会議で)
Photographer: Hollie Adams/Bloomberg

  クラーク氏は、それよりも早期に混乱が収まることを望むとしながらも、「この状況がどのように進展するか予測できず、長引く可能性もある」と指摘。紅海の状況は「混迷を極めている」と話した。

  また、DHLグループのトビアス・マイヤーCEOはダボスで、スエズ運河を通る近道ではなく、アフリカ南端経由の航路への変更でコンテナ輸送能力のバランスが悪くなっていると説明。その結果、2週間程度で物資不足が発生し、特にアジアが打撃を受ける可能性があるという。

  サプライチェーンへの新たな脅威に、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁も目を向けている。

  ラガルド氏はこの日、ダボスでブルームバーグテレビジョンのインタビューに応じ、「私が注視しているのは、賃金交渉、利益率、エネルギー価格、そして、そうならないことを祈るが、供給ボトルネックの再燃だ」と語った。

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原題:Shipping CEOs See No Short-Term End to Red Sea Disruptions(抜粋)

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