中国、オンラインゲーム規制強化のスタンス緩和-テンセント株急落後
Zheping Huang-
国産オンラインゲーム105本を認可-業界団体が歓迎
-
当局、ルール改善のため企業などの意見に耳を傾ける
中国は25日、国産オンラインゲーム105本を認可した。ゲーム規制強化の動きが先週突然打ち出され、テンセント・ホールディングス(騰訊)やネットイース(網易)などの株価が急落した後、政府がスタンスを和らげていることを示唆している。
新たに認可されたゲームには、テンセントとネットイースのタイトルも含まれている。ソーシャルメディア微信(ウィーチャット)への国営新華社通信の投稿によれば、今回の認可は当局がオンラインゲームの発展を支持していることを示すものだと業界団体はコメントしている。
国家新聞出版署は22日、オンラインゲームを巡る新たな規制案を発表。市場にとっては予想外の展開で、当局が国内インターネットセクターを再び標的にしている可能性があるとの懸念が再燃。同日の香港株式市場では、テンセントとネットイース、ビリビリの株価がいずれも急落し、3銘柄は一時、計800億ドル(約11兆4000億円)相当の時価総額を失った。
新たな規制には、利用者が一つのゲーム内で使える金額に上限を設けるほか、頻繁なログインへのリワード提供制限や国家安全に反するコンテンツ禁止なども含まれた。当局は一方、輸入オンラインゲーム40本を認可。テンセントとネットイースが運営する輸入ゲームも含まれていたが、ほとんど株価の支えにはならなかった。
国家新聞出版署は23日になると、ルール改善のため企業やプレーヤーを含む利害関係者の意見に耳を傾けると表明。
上海を拠点とするゲーム会社ペーパー・ゲームズのシニアバイスプレジデント、ヤン・ウェンフォン氏は、「政府はパブリッシャーがマネタイズ戦略を深化させるよりも、公正な慣行とプロダクトのイノベーションを通じて利益を得ることを望んでいる」と指摘した。
原題:China Is Softening Stance on Gaming After $80 Billion Rout (抜粋)