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中国が台湾本島攻撃シミュレーションも、6日の軍事演習-台湾国防部

  • 中国軍機や艦船による台湾海峡の中間線突破続く-無人機も飛来
  • 高雄港に向かうことに二の足を踏む船舶も-電子製品の出荷に遅れか

台湾当局は6日、中国による同日の軍事演習が台湾本島に対する攻撃のシミュレーションだったもようだと発表した。中国軍機や艦船も再び台湾海峡の中間線を越えた。

  台湾国防部(国防省)は声明で、台湾側が無線警告を発したほか、空中パトロールや海軍艦艇の展開、地上ミサイルシステムの配備で対応したことを明らかにした。ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け、中国はこの数十年で最も挑発的な軍事演習を続けている。

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  また、台湾軍は6日、島しょ部周辺の制限水域上空を5日遅くに飛行していたドローン7機に近づかないよう警告したことを明らかにした。無人機による飛来は3日連続。照明弾を発射して対応し、高度警戒を維持するとした。

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中国の軍事演習区域と船舶の位置(8月5日時点)
 

  中国の軍事演習を受け、台湾の主要港の一角である南部・高雄港に向かうことに二の足を踏む船舶も出ており、電子製品の出荷に遅れが生じる恐れもある。

  台湾海峡はサプライチェーンにとって主要ルートの1つで、今年は世界のコンテナ船の約半分がここを通過。船舶は中国の軍事演習中も台湾海峡を通っているが、演習区域を避けて航行している。

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原題:Taiwan Says China Simulating Attack on Main Island in Drills (1)Taiwan Says More Drones Approached Its Outer Islands Friday(抜粋)

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