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米国務長官、中国は台湾海峡での現状変更を試みている

更新日時
  • 日本のEEZに向けたミサイル発射含め中国の軍事対応正当化できず
  • 中国はペロシ氏訪台を「挑発的な軍事活動強める口実」に使っている

ブリンケン米国務長官は5日、ペロシ米下院議長の台湾訪問を受け、中国がミサイル試射や軍事演習を通じ、台湾海峡での現状を変更しようとしていると批判した。

  ブリンケン長官はカンボジアで開かれている東南アジア諸国連合(ASEAN)の外相会議で発言。会議には中国の王毅外相やロシアのラブロフ外相も出席した。

  会議に参加していた西側の当局者の1人によると、ブリンケン氏は、日本の排他的経済水域(EEZ)に向けたミサイル発射を含め、ペロシ氏の平和的な台湾訪問に対する中国の軍事対応は正当化できないと述べた。

CAMBODIA-ASEAN-DIPLOMACY
プノンペンで開かれたASEAN外相会議に参加したブリンケン米国務長官(8月5日)
Photographer: TANG CHHIN SOTHY/AFP/Getty Images

  ラブロフ、王両氏の直後に発言したブリンケン長官は、ASEAN諸国およびオーストラリア、日本、韓国、インド、ニュージーランドの外相に対し、中国がミサイルを自国のEEZに発射したらどう思うかと尋ねた。また、中国と台湾に対する米国の政策は変わっていないものの、中国は現状を破壊するために一段と挑発的な行動を取っていると語ったと同当局者が明らかにした。

  また、ブリンケン長官は現地で5日開いたブリーフィングで、中国はペロシ下院議長の訪台に対して「過剰反応を選んだ」と指摘。中国はペロシ氏訪問を「台湾海峡やその周辺での挑発的な軍事活動を強める口実」として使っていると述べた。

原題:Blinken Says China Seeking to Change Status Quo With Taiwan、Blinken: China Has Chosen to Overreact to Pelosi Visit to Taiwan(抜粋)

 

(第5段落にブリンケン国務長官のコメントを追加し更新します)
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