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投資家の弱気ピーク過ぎた、株価は上昇へ-コラノビッチ氏

  • 米金融当局のタカ派スタンスと利回り、インフレはピークとの見方
  • ゴールドマンは米利下げ期待の行き過ぎに警鐘

米銀JPモルガン・チェースのマルコ・コラノビッチ氏は7-12月(下期)の米国株の上昇を見込む、ウォール街で数少ない強気派の1人だ。

  1-6月(上期)の株価急落にもかかわらずリスク資産への強気を崩さなかった同氏は現在、魅力的なバリュエーションと投資家の弱気のピークが過ぎた可能性が高いことを理由に反発を想定している。

Marko Kolanovic
マルコ・コラノビッチ氏
Source: Bloomberg

  コラノビッチ氏らJPモルガンのストラテジストは1日のリポートで、「活動見通しは引き続き厳しいが、株式のリスクリワードは下期が進むにつれてより魅力的に見えていると思われる」とし、「悪いデータがましなデータと解釈される局面が増え、米連邦準備制度のタカ派スタンスと利回り、インフレがピークに達したとの認識も広がっている」と分析した。

  同氏は景気減速に関する悪いニュースの多くは織り込み済みで、年末の株価は今より「かなり高くなる」とみている。ただ、ゴールドマン・サックス・グループやモルガン・スタンレー、バンク・オブ・アメリカ(BofA)は逆の見方だ。

JPMorgan strategists say US stocks' valuations are still relatively cheap
 
 

  ゴールドマンのストラテジスト、セシリア・マリオッティ氏は1日のリポートで、米連邦準備制度によるタカ派からの転換期待でリセッション(景気後退)リスクを軽視するのは時期尚早だとの見解を示した。

  「米国と欧州連合(EU)のシクリカル資産のリプライシングを見ると、市場はより緩和的な金融政策スタンスへの期待からリセッションリスクをあまりにも早く軽く見過ぎ、安心し過ぎているような気がする」と指摘した。

ゴールドマン、米利下げ期待の行き過ぎに警鐘-タカ派サプライズ可能

Futures positioning is the most bearish since 2016
 
 

原題:JPMorgan’s Kolanovic Says Peak Investor Hawkishness Is Now Over(抜粋)

 

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