コンテンツにスキップする

インテル、4-6月期は22%減収-通期売上高見通しを下方修正

更新日時
  • 7-9月期が業績の谷になる見込み-ゲルシンガーCEO
  • インテルの株価は時間外取引で一時12%下落

コンピューター用プロセッサー製造で世界最大手、米インテルの4-6月(第2四半期)売上高と利益はアナリストの予想を大きく下回り、同社は通期の見通しを下方修正した。データセンター向け半導体の需要減少やパソコン出荷の急激な落ち込みが重しとなった。同社の株価は時間外取引で一時12%安となった。

  28日の発表資料によると、4-6月期の売上高は22%減の153億ドル(約2兆540億円)。アナリスト予想平均の180億ドルを大幅に下回った。一部項目を除いた1株利益は29セント。アナリストの予想は69セントだった。7-9月(第3四半期)の売上高は150億-160億ドルとの見通しを示した。アナリスト予想は187億ドル。

  投資家はパソコン販売の低迷がインテルの業績に響くとは想定していたが、高級サーバー用半導体の16%減収は予想外で、これが全体の収益の重しとなった。同社によると、価格は下落しており、顧客の注文が競合他社に流れた。

  パット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は、業績低迷の大半が景気減速に起因すると指摘しながらも、より良い製品をスケジュール通りに生産できなかったことも原因だとした。在庫整理に取り組んでいる顧客は新規発注を見合わせており、7-9月(第3四半期)が同社の業績の谷になるとの見通しを示した。

  ゲルシンガー氏はインタビューで、「このような水準の在庫調整はこの10年間見られなかった」と指摘。「ここが底だと確信している」と話した。

  デービッド・ジンスナー最高財務責任者(CFO)は電話会見で、7-9月期にリストラ費用を計上する予定であることを明らかにし、詳細は後ほど開示すると述べた。

  インテルは株価は時間外取引で一時35.11ドルを付けた。通常取引終値は39.71ドルだった。年初来では23%安と、フィラデルフィア半導体株指数(SOX)とほぼ同様の動きとなっている。

  4-6月期のデータセンター部門の売上高は46億ドルに減少。アナリスト予想平均は60億4000万ドルだった。ゲルシンガー氏は、同社のデータセンター事業の今年の伸びがサーバー市場全体を下回る見通しだと語った。

  パソコン用プロセッサー部門の売上高は25%減の77億ドル。予想平均は87億6000万ドルだった。

  通期の売上高見通しは650億-680億ドルと、前年比で最大13%の減収を見込む。4月時点の見通しを最大110億ドル下回る。粗利益率は49%と、前年から9.1ポイント縮小する見込みで、同社目標を3ポイント下回る。

CEO Gelsinger returned to a much less profitable company
 
 

 

原題:Intel Posts 22% Quarterly Sales Decline, Slashes Forecast (2)

Intel Falls After Disappointing With Forecasts for Profit, Sales(抜粋)

(CEOインタビューやCFOの電話会見コメントなどを追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE