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アマゾン株急伸、4-6月売上高が市場予想上回る-見通しも強気

更新日時
  • 7-9月期売上高は最大17%増の1300億ドル見込む-予想1270億ドル
  • 全従業員数は152万人余り、前年同期上回るも前期比で約10万人減る
Amazon.com packages sit stacked on the sidewalk in New York.
Amazon.com packages sit stacked on the sidewalk in New York. Photographer: Jeenah Moon/Bloomberg

アマゾン・ドット・コムが発表した4-6月(第2四半期)売上高が市場予想を上回り、7-9月(第3四半期)売上高についても力強い見通しを示した。インフレに困惑した消費者が節約志向を強めているとの投資家の懸念を和らげるものだ。株価は時間外取引で一時12%余り上昇した。

  28日の発表文によると、4-6月期売上高は7.2%増の1212億ドル(約16兆2900億円)。ブルームバーグ集計のアナリスト予想平均は1195億ドルだった。

  7-9月期は売上高が最大17%増の1300億ドル、営業利益は収支均衡から35億ドルのレンジを見込む。アナリスト予想平均は売上高が1270億ドル、営業利益が38億3000万ドルだった。

  アンディ・ジャシー最高経営責任者(CEO)は売上高のてこ入れに注力する一方で、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)期に進めた拡大路線を修正する構えだ。倉庫のスペースが余り、従業員も多過ぎる状況にある。

  同社は経費削減に取り組んでおり、フルタイムおよびパートタイムの従業員数の伸びは2019年以来の低水準にとどまった。全従業員数は6月末時点で152万人余りと、前年同期比14%増えたが、前期比で約10万人減った。 

  ブライアン・オルサフスキー最高財務責任者(CFO)は決算発表後の記者団との電話会見で、人員減少の大半は倉庫・配達業務での自然減によるものだとした上で、クラウドおよび広告事業では選択的に採用を進めると説明。「人員拡大を継続するが、経済状況にも留意する」と語った。

  4-6月はクラウドコンピューティング部門アマゾン・ウェブ・サービス(AWS)の売上高が197億ドルに達し、アナリスト予想平均の194億ドルを上回った。もう1つの主力部門である広告サービスの売上高は14%増の87億6000万ドルを記録した。

  4-6月の純損益は20億ドル(1株当たり20セント)の赤字。米電気自動車(EV)メーカーのリビアン・オートモーティブに対する投資損失を理由に挙げた。前年同期は78億ドル(同76セント)の黒字だった。

原題:Amazon Jumps on Strong Sales That Ease Fears of Slowdown (2)(抜粋)

(4段落目以降に決算詳細を追加して更新します)
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