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中国は西側企業の知的財産の「略奪」狙う、米FBI長官が警鐘

  • 中国は航空やAI、医薬品を専門とする人々の情報も探る-レイ長官
  • 中国は「資金が潤沢なハッキングプログラム」を展開とレイ氏

米連邦捜査局(FBI)のレイ長官は、中国が最終的に主要産業を支配するため、西側企業の知的財産の「略奪」を狙っていると警鐘を鳴らした。ハッキングを巡る米中の対立をエスカレートさせる形となった。

  中国のスパイが「フォーチュン100企業からスタートアップに至るあらゆる企業」および「航空や人工知能(AI)、医薬品などを専門とする人々」について情報を探っていると、レイ長官はロンドンでの企業リーダーや学識者への演説で述べた。同長官は英情報局保安部(MI5)のマッカラム長官と共に登場。FBIとMI5のトップが共に公の場に姿を現すのは初めて。

  米政府の発表資料によると、中国は「資金が潤沢なハッキングプログラム」を展開し、その規模は他の主要国全ての合計を上回るほどだとレイ氏は述べた。

FBI Director Wray Testifies Before Senate Appropriations Subcommittee
レイFBI長官
Photographer: Ting Shen/Bloomberg

  一方、中国はこうした批判を否定して、自国こそがハッキングの犠牲者だと主張し、米国を「ハッキングの帝国」と呼んでいる。中国外務省は7日、コメントの要請に直ちに応じていない。

原題:

China Is Trying to ‘Ransack’ Western Companies, FBI Head Warns(抜粋)

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