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【欧州市況】株下落、ユーロは対ドルで20年ぶり安値-国債上昇

Currency exchange office displaying the US dollar and the euro signs in Saint Petersburg.

Currency exchange office displaying the US dollar and the euro signs in Saint Petersburg.

Source: AFP

5日の欧州株は下落、2021年1月以来の安値に沈んだ。企業決算シーズンを前に投資家はリセッション(景気後退)リスクを警戒している。外国為替市場ではユーロが下落し、対ドルで一時20年ぶりの安値を付けた。

  ストックス欧州600指数は2.1%安。エネルギー、鉱業株を中心に売りが広がった。不動産やヘルスケアといったディフェンシブな銘柄はアウトパフォームした。

  ドイツのDAX指数も2.9%下落し、20年11月以来の低水準となった。ロシアによるガス供給の削減でガス不足の影響が一段と懸念されている。イタリアのFTSE・MIB指数も3%安で20年11月以来の安値。

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  ベレンバーグのマルチアセット戦略・調査の責任者、ウルリッヒ・ウルバーン氏は「最近になって今年の業績見通しを引き下げた企業が増え、アナリストの非常に楽観的な利益見通しを批判的に受け止める市場参加者も増えている」と指摘。「リスク資産には一段の圧力がかかるだろう」と述べた。

European profit downgrades now exceed upgrades
 
 

  ユーロ安について欧州のトレーダーらは、急なドル需要に加え、極めて薄い商いも拍車を掛けたと指摘。また、フランスのサービス業購買担当者指数(PMI)の大幅下方修正でユーロ圏の景気減速があらためて示唆されたほか、欧州天然ガス価格の上昇がユーロに対するネガティブな投資家心理をさらに強めた。

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  欧州債市場ではドイツ債が大幅上昇。安全資産としての逃避需要が背景。 

  イタリア債のパフォーマンスはユーロ圏の他国債をアンダーパフォーム。ドイツ債とのスプレッドは6月27日以来となる200ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)超となった。

  短期金融市場では欧州中央銀行(ECB)が今月中に25bpの利上げを実施するとの見方は引き続き織り込まれているが、9月までの0.5ポイント利上げの織り込み度合いは後退した。

  英国債も安全逃避への買いが膨らみ上昇。短期金融市場ではイングランド銀行(英中央銀行)による年末までの利上げ見通しは148bpと、前日の158bpから縮小した。

7月5日の欧州マーケット概観(表はロンドン午後6時現在)

債券直近利回り前営業日比
独国債2年物0.43%-0.19
独国債10年物1.18%-0.15
英国債10年物2.05%-0.15

原題:Bunds Bull Steepen on Recession Fear; End-of-Day Curves, Spreads

European Stocks Fall to January 2021 Low on Recession Worries

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(抜粋)

    これはブルームバーグ・オートメーションを利用して作成した記事です。

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