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国の税収2年連続最高67兆円、企業収益や雇用が改善-21年度

更新日時
  • 消費税・所得税・法人税の基幹3税がそろって増収
  • 新規国債発行8兆円減額、国債償還や補正に充てる純剰余金1.4兆円
Visitors in front of the Tokyo Station Marunouchi Building in Tokyo.

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Photographer: Takaaki Iwabu/Bloomberg

2021年度の国の一般会計税収は前年度比10.2%増の67.0兆円となり、2年連続で過去最高を更新した。コロナ禍からの景気回復を受けて企業収益や雇用環境が改善し、消費税と所得税、法人税の基幹3税がそろって増加した。財務省が5日、21年度決算概要(見込み)を発表した。

  税収は昨年11月の補正後の見積もり63.9兆円から3.1兆円上振れし、過去最高だった前年度の60.8兆円を上回った。

21年度税収は67兆円 2年連続で過去最高

消費税は過去最高の21.9兆円

出所:財務省(21年度までは決算、22年度は当初予算ベース)

  税収の上振れと税外収入0.8兆円を踏まえ、新規国債発行額は過去最大の8兆円減額した。補正後で65.7兆円を計画していた。

  歳出は、予算から実際の支出と翌年度繰越額を差し引いた不用額が6.3兆円。国債償還や補正予算に充てる純剰余金は1.4兆円となった。

  22年度の税収は補正後で65.2兆円を想定。新規国債発行は39.6兆円を計画している。  

 19年度決算20年度決算21年度当初21年度補正21年度決算
所得税19.219.2 18.7   20.0   21.4
法人税10.811.29.0   12.9   13.6
消費税18.421.020.3   21.1   21.9
税収合計58.460.857.4   63.9   67.0

出所:財務省、単位:兆円

(一般会計税収の前年度比を追加します。更新前の記事はテーブルの21年度補正・決算の税収合計をそれぞれ訂正済みです)
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