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ECB、社債保有を気候変動対応企業に「傾斜」へ-10月から適用

  • 償還資金の再投資通じて保有債券をシフト、脱炭素化を後押し
  • 保有社債の発行企業の気候変動関連情報は来年1-3月から定期公表
Signage for the European Central Bank outside the bank's headquarters in Frankfurt, Germany.

Signage for the European Central Bank outside the bank's headquarters in Frankfurt, Germany.

Photographer: Alex Kraus/Bloomberg

欧州中央銀行(ECB)は4日、社債の保有に際し「気候変動対応で優れた実績」を上げている企業へと「傾斜」させていく方針を明らかにした。環境への配慮を金融政策に盛り込む重大な転換となる。

  発表文によれば、ECBは「今後数年に見込まれる大規模な償還の再投資を通じて」、債券保有における脱炭素化を図る計画だ。「気候変動対応は、温室効果ガスの排出削減やより積極的な二酸化炭素削減目標、気候関連情報の開示状況などによって判断される」と、ECBは説明した。

  新たな方針は10月からまずは非金融企業に適用される予定で、それより前に詳細が発表される見通しだ。ECBが保有する社債の発行企業の気候変動関連情報は、2023年1-3月(第1四半期)から定期的に公表されるという。

原題:ECB to ‘Tilt’ Corporate Bond Holdings to Reflect Climate Risk(抜粋)

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