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現金ごみと早まるな、資本保全が最も重要-JPモルガンのアロノフ氏

  • 過去5年の現金保有はブルームバーグ総合指数をアウトパフォーム
  • クローズドエンド型ファンドなどが予見できる将来の購入候補の筆頭

「キャッシュ・イズ・トラッシュ(現金はごみ)」は投資家なら誰でも知っている標語だが、JPモルガン・アセット・マネジメントの市場戦略・オルタナティブ債券責任者オクサナ・アロノフ氏は、ちょっと待てと話す。

  アロノフ氏はポッドキャスト「ホワット・ゴーズ・アップ」の質疑応答で、「業界に入ってずっと現金はごみとか、現金を動かさず損をする投資家について聞かされてきた。だが現実には、過去5年間現金を持ち続けたとすれば、年初来、過去1年、3年、日にもよるが場合によって5年の成績が、ブルームバーグ総合指数を基本的にアウトパフォームしている」と語った。

  同氏はその上で、スプレッドが拡大し、より弱気な見通しの一部が価格に反映された段階で、今後1、2カ月以内に積極姿勢に転じ、リターンを追求し始める方向に移行する可能性が高いが、現時点では「資本の保全」が引き続き最も重要との認識を示した。

  株式のリスクをよりしっかり反映し、株式への感応度を示すベータ値がより高いクローズドエンド型ファンドなどが、予見できる将来の購入リストの恐らく筆頭ではないかと同氏は指摘した。

 

JP Morgan Investment Management Inc. Managing Director Oksana Aronov Interview
オクサナ・アロノフ氏
Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

原題:

JPMorgan’s Aronov Ignores the ‘Cash Is Trash’ Chorus: Q&A(抜粋)

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