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中国、香港と「スワップコネクト」開始へ-金利中心に今後半年で

更新日時
  • 株式や債券接続に次ぐ措置、中国市場の玄関口として香港の役割強化
  • 外国の投資家による本土金利スワップ取引認める「北向通」から開始
The People’s Bank of China

The People’s Bank of China

中国と香港は、国外の投資家が金利デリバティブ(金融派生商品)を本土参加者との間で執行できるようにする「スワップコネクト」を開始する。

  中国人民銀行(中央銀行)と香港当局が共同で発表した声明によれば、規制当局の承認や市場の備え、運用上の準備完了を経て、今後半年でスワップコネクトを始める。

Foreign holdings of Chinese sovereign bonds quadrupled since 2017
 
 

  習近平国家主席が英国から中国への返還25周年を記念する式典に出席するため、香港を訪問したばかりだった。2014年の株式接続(ストックコネクト)、17年の債券相互取引(ボンドコネクト)に次ぐ今回の措置によって、中国本土市場の玄関口として香港の役割を強化する。

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  香港金融管理局(HKMA、中央銀行に相当)の余偉文総裁は、スワップコネクトで債券相互取引とのシナジーが生まれ、世界の投資家が本土債投資の金利リスクを管理する上で助けになると説明。人民銀のデータによると、国外の投資家は中国債の保有を増やしており、昨年末時点で4兆元と、全体の約3.5%を占める。

  スワップコネクトでまず認められるのは、外国の投資家が本土の金利スワップを取引できる「北向通」。本土投資家がオフショアで取引する「南向通」は適時検討される見通し。

  声明によると、市場環境に応じ今回の取り決めの一環として他のデリバティブも含まれる可能性がある。

  人民銀はまた、香港との通貨スワップを8000億元(約16兆円)に拡大することも明らかにした。従来は5000億元だった。

原題:China to Start Swap Connect With Hong Kong in Six Months(抜粋)

(背景などを追加して更新します)
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