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原油380ドルも、ロシアの生産削減最悪シナリオなら-JPモルガン

  • 300万バレルの供給削減で北海ブレント原油は190ドルに上昇し得る
  • 500万バレル削減なら「成層圏」の380ドルに達する可能性も
Oil drilling rigs in Midland, Texas, US.

Oil drilling rigs in Midland, Texas, US.

Photographer: Sergio Flores/Bloomberg

原油相場は、欧米による制裁がロシアの報復的な生産削減につながれば、1バレル当たり380ドルという「成層圏」に達しかねない。JPモルガン・チェースのアナリストらが警告した。

  主要7カ国(G7)は、プーチン政権がウクライナ侵攻の戦費に充てる収入の流れを減らすためロシア産原油の価格に上限を設ける方法の検討を進めている。ただ、ロシアの強固な財政状況を踏まえると、自国経済に過度に打撃を与えることなく日量500万バレルの生産削減は可能だろうと、ナターシャ・カネバ氏を含むJPモルガンのアナリストらは顧客向けリポートで指摘した。

  これは世界の多くの他の国・地域にとっては悲惨な結果となりかねない。供給が日量300万バレル削減されれば北海ブレント原油は190ドルに、500万バレル削減という最悪のシナリオの場合には「成層圏」の380ドルに、それぞれ達する可能性もあるとアナリストらは分析。「西側諸国に苦痛を与える手段として、ロシア政府が生産削減で報復する可能性はあり得る」とした。

原題:JPMorgan Sees ‘Stratospheric’ $380 Oil on Worst-Case Russian Cut(抜粋)

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