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テスラの米EV市場シェア、2025年までに11%に低下-BofAが予測

  • 現在のシェアは70%強、GMかフォードに首位の座奪われる公算大
  • 他社が135の新モデル投入する見通し、テスラがついていくのは困難

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テスラは、米国トップの電気自動車(EV)メーカーとしての地位を2025年までにゼネラル・モーターズ(GM)かフォード・モーターに奪われる公算が大きい。バンク・オブ・アメリカ(BofA)のアナリスト、ジョン・マーフィー氏が年次の「カーウォーズ」予測でこうした見通しを示した。競合各社が合わせて135の新EV車種を投入する見込みであることを理由に挙げた。

  イーロン・マスク氏率いるテスラは、EV販売の急速な伸びで成長を続ける見通しだが、市場シェアは25年に11%前後に低下するとマーフィー氏は予測。現在のシェアは70%強。テスラには根強いファンがいるが、GMやフォード、外国メーカー数社によるEV新モデルの投入ペースについていくのは困難だろうと分析した。

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  マスク氏はこの10年間ほとんど競争相手がいなかったが、そうした空白は向こう4年間に優良なEVが市場に多く投入されることで埋められると、マーフィー氏は指摘した。

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中国・北京のショールームに展示されたテスラの電気自動車(5月30日)
Source: Bloomberg

  米国の年間のEV販売台数は、昨年の40万台程度から25年までに8倍の320万台強に伸び、新モデルを投入する各メーカーはテスラを含め、販売を伸ばす機会がある。マーフィー氏はGMとフォードが市場をけん引し、それぞれ15%前後のシェアを獲得すると予想する。

  同氏によれば、GMは米国市場で23年から26年までに17の新EVモデルを投入する計画で、フォードも6モデルを予定している。同じ期間にドイツのフォルクスワーゲンは11モデル、韓国の現代自動車起亜自動車は合わせて13モデルを投入する見込み。いずれも勝者となり得り、テスラからシェアを奪う見通しだという。

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  テスラも中国と欧州で事業を拡大するが、これまでのような高成長とはならないとマーフィー氏は指摘した。

原題:

Tesla’s EV Market Share Seen Plunging to 11% by 2025, BofA Says(抜粋)

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