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JPモルガンも追随、大手ハイテクの業績見通しを下方修正-決算控え

  • アマゾンやアルファベット、エヌビディアが過去1カ月に修正の対象
  • 「業績の状況はやや暗くなるだろう」-ボブ・ドール氏
The Nasdaq MarketSite in New York.

The Nasdaq MarketSite in New York.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

ウォール街のアナリストは世界的な大手テクノロジー企業の一部について業績見通しを引き下げ始めており、今年の株式相場急落でこうした企業の株価に割安感が出てきたとする議論に水を差す格好となっている。

  アマゾン・ドット・コムエヌビディア、グーグル親会社のアルファベットなどが過去1カ月に業績見通し下方修正の対象となった。米金融当局の積極的な利上げがリセッション(景気後退)を引き起こすとの観測が強まったことが背景にある。JPモルガン・チェースは29日、ツイッターやスポティファイ・テクノロジーなどインターネット企業26社の業績見通しを引き下げた。

  コスト急騰や金利急上昇で巨額の時価総額が消失したにも関わらず、過去何カ月にもわたって多くの大手企業の見通しは維持されてきた。しかし、リセッションのリスクを巡る懸念が強まる中、来月から始まる4-6月(第2四半期)決算シーズンを控え、アナリストは楽観的な見方を後退させ始めている。低調な利益を予想している多くの投資家に近づく形だ。

  クロスマーク・グローバル・インベストメンツのボブ・ドール最高投資責任者(CIO)は「米企業は価格転嫁を非常にうまくやってきたが、それが続くのかどうかについて確信が持てない」と指摘。「業績の状況はやや暗くなるだろう」と述べた。

 

Analysts have been cutting their 2022 GAAP EPS estimates

Source: Bloomberg

  S&P500種構成銘柄の大半については、業績見通しは引き続き維持されている。ブルームバーグ・インテリジェンスによれば、同構成銘柄の利益は今年10%余り拡大する見込み。年初時点では8.7%増の予想だった。

原題:

JPMorgan Piles On With Estimate Cuts Before Earnings: Tech Watch(抜粋)

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