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野村HDが米ドル建て債を起債、初の3年債など3本総額19億ドル

更新日時
  • 北米やアジアなどの投資家から総額29億ドルの最終需要-主幹事
  • 3本ともスプレッドは当初の想定水準から15bp低い水準に決定
The Nomura Holdings Inc. logo is displayed outside a Nomura Securities Co. branch in Tokyo, Japan

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Photographer: Akio Kon/Bloomberg

野村ホールディングスが米国時間の28日、米ドル建て社債の発行条件を決めた。3年債と5年債、7年債の3本立てで、発行総額は19億ドル(約2600億円)に決まった。

  各年限の発行条件は以下の通り。

 スプレッド発行利率発行額
3年190bp5.099%8億ドル
5年215bp5.386%5億ドル
7年235bp5.605%6億ドル

注)スプレッドは米国債対比の上乗せ金利、bpはベーシスポイントで1bp=0.01%

  ブルームバーグのデータによると、野村HDのドル建て債は、5年債と7年債、10年債を総額25億ドル発行した1月以来。ドル建ての3年債は同社として初めてとなる。

  野村HDの広報担当者は、より広く投資家需要を開拓できるとの判断から3年債を追加したと説明。足元のマーケット環境を踏まえると、適切な規模での資金調達ができたとの認識を示した。

  主幹事の野村証券によると、北米と欧州、アジアの銀行やファンド、生保、中銀・公的を中心とした幅広いタイプの投資家から、総額29億ドルの最終需要が集まった。

  発行スプレッドは各年限とも当初の想定水準から15bp縮小した。ブルームバーグのまとめによると、28日にドル建てで投資適格社債を起債した4社のうち、想定水準を下回ったのは野村HDのみだという。

  米連邦準備制度理事会(FRB)の大幅利上げで景気悪化も懸念される中、米ドル建ての投資適格社債のスプレッドは2年ぶりの水準に拡大している。野村HD債も1月の前回債と比べて5年債と7年債のスプレッドは約2倍になった。

米投資適格社債のスプレッドは2年ぶり高水準にある
 
 

  野村証によると、地域別の販売比率は以下の通り。今回債の主幹事は野村証とBofAセキュリティーズが務めた。

 北米アジア欧州
3年71%23%6%
5年65%23%12%
7年76%21%3%
(第3段落以降に野村HDのコメントなどを追加しました)
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