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ECB、7月の大型利上げは検討に価する-カザークス氏

更新日時
  • 状況やインフレ期待次第では前倒しの利上げが合理的な選択に
  • リセッションリスクは「自明」、かなり早急な利上げは可能

欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ラトビア銀行(中銀)のカザークス総裁は、高いインフレ率がインフレ期待を押し上げている兆候が表れる場合には、計画している0.25ポイントを超える初回利上げを検討する必要があるとの考えを示した。

  ECB政策委員会の中でタカ派のカザークス氏は、ECB年次フォーラムが行われているポルトガルのシントラでブルームバーグテレビジョンに対し、「状況の悪化や、インフレが加速しインフレ期待に関する悪いニュースが出てくる場合には、前倒しでの利上げが合理的な選択になると個人的に考える」と語った。

  同氏は労働市場やインフレ期待の動向を追跡する必要があると述べ、期待値が上昇し始めているかどうかを注視する姿勢を示したが、こうした動向の変化が0.5ポイント利上げの根拠となり得るかについては意見を控えた。

  同氏の発言後、短期金融市場ではECBの引き締め観測が加速し、年末までの利上げ幅は計163ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)が織り込まれている。前日は158bpだった。

  リセッション(景気後退)リスクについては「自明だ」として、物価上昇が消費に影響を及ぼす中でも「かなり早急に」利上げできるとの見方も示した。

 

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Source: Bloomberg Economics

原題:ECB’s Kazaks Says Worth Looking at Larger Rate Hike in July (1)(抜粋)

(詳細を加えて更新します)
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