コンテンツにスキップする

中国、本土投資家の「北向通」利用禁止へ-香港とのストックコネクト

  • 香港に口座を持つ本土投資家、「北向通」でA株購入ができなくなる
  • 7月25日から新規定を適用-証券監督管理委員会

中国は200万人近い本土投資家を対象に、香港との株取引接続プログラムを介した本土株取引を禁止する。新たな規制に基づき「偽の外資」を取り締まる。

  証券監督管理委員会(証監会)によれば、7月25日から適用される規定により、香港に口座を持つ本土投資家は「ストックコネクト」の「北向通」経由での人民元建てA株購入ができなくなる。北向通は香港から本土に向かう取引。

  香港の証券会社は本土の投資家に新たな取引許可を出せなくなり、投資家には保有株を売却するため1年間の猶予期間が与えられる。

  証監会によると、約170万人の本土投資家が北向通を介した取引にアクセスできるが、過去3年間のアクティブユーザーは3万9000人。こうした投資家の取引は全体の1%程度で、証監会はストックコネクトの「安定と長期発展にとって有害」であり、越境資本移動のリスクを高めるとしている。

  中国経済は新型コロナウイルス禍に伴う混乱や不動産市場の低迷など逆風に見舞われており、習近平政権は金融リスクを抑制する取り組みを強化。当局は特に資本流出に目を光らせている。

原題:China to Ban Over One Million ‘Fake’ Foreign A-Share Investors (抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE