コンテンツにスキップする

三井住友FG、SMBC日興の管理態勢検証へー自社株買い現状見送り

A pedestrian walks past signage for Sumitomo Mitsui Banking Corp., a unit of Sumitomo Mitsui Financial Group Inc. (SMFG), outside a branch in Tokyo, Japan, on Monday, Jan. 31, 2022. 

A pedestrian walks past signage for Sumitomo Mitsui Banking Corp., a unit of Sumitomo Mitsui Financial Group Inc. (SMFG), outside a branch in Tokyo, Japan, on Monday, Jan. 31, 2022. 

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

三井住友フィナンシャルグループは28日、傘下のSMBC日興証券による金融商品取引法違反(相場操縦)事件を受けて、同証に対する経営管理態勢の課題を真摯(しんし)に検証するとの考えを公表した。

Japan's Mega Banks Ahead of Earnings Announcement
三井住友FGのロゴ
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  29日に開催予定の株主総会に先立ち、事前質問などでの関心の高い項目について、株主に向け書面で回答した。昨年11月に公表した1000億円を上限とする自社株買いについては、SMBC日興による金商法違反の疑いを理由に、現時点では買い付けを見送っているとし、引き続き機動的な自社株買い実施を検討するとした。

  自社株買いに関してブルームバーグ・インテリジェンスの田村晋一シニアアナリストは27日付のリポートで、SMBC日興に対して今後、内部管理態勢不備についての行政処分が出される可能性があると指摘した上で、処分が出れば親会社である三井住友FGの自社株取得の行使が始まる可能性もあるとの見方を示した。

  また、三井住友FGは、取締役候補者の選任について、指名委員会で客観的かつ公平に審議しており、グループの発展に貢献できる人材を人物本位で登用しているなどと説明した。米議決権行使助言会社グラスルイスは、SMBC日興事件を受け、一部候補者に対して反対を推奨している。

関連記事
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE