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NATO、新戦略概念で中国を「システムへの挑戦」と言及へ-関係者

  • 新たな戦略概念は今週マドリードで開催される首脳会議で採択予定
  • 中国を敵対国と位置付けるまでには至らない-関係者

北大西洋条約機構(NATO)は新たな政策指針で、中国を「システムへの挑戦」と位置付けるとともに、同国とロシアの関係強化を強調する見通しだ。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  NATOの今後10年間の優先事項を定める「戦略概念」は、今週スペイン・マドリードで開催される首脳会議で採択される予定。2010年公表のこれまでの戦略概念では中国について言及されていない一方で、ロシアをパートナーと位置付けているが、この文言は削除される見込みだ。

  機密情報だとして匿名を条件に語った関係者によれば、NATOは中国を敵対国と位置付けるまでには至らない。サイバーセキュリティーや虚偽情報、重要インフラの制御、ルールに基づいた国際秩序の順守などについて、中国への懸念が強調される見通しという。

  新たな戦略概念に関する協議は進行中で、首脳らが承認する前に変更される可能性もある。

原題:

NATO Set to Label China ‘Systemic Challenge’ in Strategic Plan(抜粋)

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