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スタグフレーション阻止で断固たる行動を、各中銀に促す-BIS

更新日時
  • ソフトランディング果たす「狭い道」がある-総支配人インタビュー
  • 「ハードランディングの可能性は排除できない」
Agustin Carstens, chief executive officer of the Bank for International Settlements.

Agustin Carstens, chief executive officer of the Bank for International Settlements.

Photographer: Mikael Sjoberg/Bloomberg

国際決済銀行(BIS)は26日、各国・地域の中央銀行に対し、世界経済が高インフレの新たな時代に入るリスクを阻止する必要があると警鐘を鳴らした。

  BISは年次報告で、「新しいインフレ時代の脅威が成長見通しの低下や金融脆弱(ぜいじゃく)性の高止まりと重なり、スタグフレーションのリスクが世界経済に迫っている」と指摘した。

Be Aggressive

Massive rate hikes in one go have become more common

Note: Mapped data show change in interest rates for distinct central banks

  カルステンスBIS総支配人は各中銀にとっての課題はインフレを抑制し、経済活動への影響を最小化することであり、断固たる行動が恐らく鍵を握ると記者団に説明。「ハードランディングとソフトランディングをわれわれが分析し、そこから得られた説得力ある結果の1つは、タイムリーかつ断固たるやり方で引き締めを行うとソフトランディングになる可能性が高くなることだ」と述べた。BISは「中央銀行の中央銀行」と呼ばれている。

     カルステンス総支配人はブルームバーグテレビジョンとの27日のインタビューで、各中銀にはリセッション(景気後退)を避けながらインフレを抑えソフトランディングを果たす「狭い道」があるとしながらも、「ハードランディングの可能性は排除できない」と語った。

  各中銀はインフレ対応の初期段階にあるとし、これまでの取り組みについて「今のところとても良い」が、まだ「しばらくは続けていかないといけない」と主張。「金融政策が力強いやり方で行動を開始したのは良いことだ」と話し、この先で最も重要なのは「中銀の行動が持続し、柔軟なやり方で力強く行動する」ことだと論じた。

カルステンスBIS総支配人が語る
Source: Bloomberg

 

原題:Stagflation Threat Needs Central Bank Action, BIS WarnsCentral Banks Have Narrow Path to Soft Landing, BIS Chief Says(抜粋)

 

(4段目以降に総支配人とのインタビューを追加して更新します)
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