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WHO、サル痘は「公衆衛生上の緊急事態」に該当せずと判断

世界保健機関(WHO)は天然痘に似たウイルス感染症「サル痘」について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当しないとの判断を示した。

  WHOは25日の声明で、最近の感染拡大が「進化する脅威であるのは明らかだ」としながらも、「現時点で」国際的な公衆衛生上の緊急事態には当たらないと指摘。WHOは23日、サル痘の感染拡大について協議するため緊急委員会を招集していた。

  声明は「現在の流行が特に懸念されるのは、新たな国・地域に急速に広がり続けているほか、免疫不全の患者や妊婦、子供といった弱者への持続的な感染のリスクがある点だ。サル痘ウイルスのさらなる拡散を食い止めるには、われわれ全員の関心と協調行動が今必要だ」としている。

  サル痘の流行は長年、新興国だけに抑えられていたが、この数カ月で欧州と米国に広がっている。感染者数は欧州全体で2700人余りに上っているが、今のところ死者は報告されていない。

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原題:Monkeypox Isn’t International Public Health Emergency, WHO Finds(抜粋)

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