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豪州債の極端な上昇、世界経済のリセッションへの警戒シグナルか

  • 豪3年債利回り、今週43bp低下-2011年8月以来最大の低下
  • 豪州債ラリーの主因は世界の成長鈍化懸念-ジェイミーソン
Australian one hundred dollar and fifty dollar banknotes are arranged for a photograph in Sydney.

Australian one hundred dollar and fifty dollar banknotes are arranged for a photograph in Sydney.

Photographer: Brendon Thorne/Bloomberg

オーストラリアの期間短めの債券が、金融引き締めサイクルとしては、かつてないペースで上昇している。世界経済のリセッション(景気後退)入りを投資家が警戒している兆候が強まっている。

  豪3年債利回りは今週43ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し3.20%と、2011年8月以来最大の低下。当時はオーストラリア準備銀行(中央銀行)が欧州債務危機の深刻化を受けて利上げを停止したことが明らかになっていた。利回りが今ほど急ピッチに低下したのは豪中銀が利下げしたか政策金利を据え置いた時だけだが、7月の政策会合では0.5ポイントの利上げが予想されている。

Aussie bonds usually rally like this when world recessions loom
 
 

  世界の債券相場はここ数日で急速に持ち直し、今年の下げを一部回復した。経済指標の弱さを受け、米連邦準備制度など各国中央銀行による政策引き締めを通じたインフレ抑制の決意に懸念が深まり、投資家が戻りつつある。

  ジェイミーソン・クート・ボンズのシニア・ポートフォリオマネジャー、ジェームズ・ウィルソン氏は今週の豪州債の上昇について、「世界の成長鈍化や行き過ぎたバリュエーションを巡る懸念が主因だ」と指摘。「ポートフォリオのデュレーションを長期化したい機関投資家や小口投資家からの高い関心が見られる」と述べた。

US economic surprise gauge tumbles amid aggressive Fed policy
 
 

原題:Extreme Bond Rally in Australia Signals Global Recession Angst(抜粋)

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