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S&P500、さらに24%下げ2900で底入れか-過去150年の定量分析示唆

  • ソシエテG、1870年代以降の危機後のバリュエーションを研究
  • 今後半年で1月のピークから最大40%下げる必要があると推計した

過去150年の金融市場の歴史が参考になるとすれば、S&P500種株価指数は、年末までにさらに24%下落する恐れがある。

  ソシエテ・ジェネラルによれば、S&P500種指数の底入れには、今後半年で1月のピークから最大40%下げる必要があると推計され、底値の下限は2900となる。同行が示す底値レンジの上限は3150で、ピークからの下落率は約34%になる計算だ。

  利益予想やバリュエーションと対立する要因として、1870年代以降の危機後の市場バリュエーションを定量分析を用いて研究した結果、底値のレンジを導き出した。

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出典:ソシエテジェネラル
 

  ソロモン・タデス氏らクオンツストラテジストは23日のリポートで、「今の市場バリュエーションは、2020年3月のバリュエーションリセット、その軌道との比較で、明らかにバブルと位置付けられる」と指摘した。

  ソシエテ・ジェネラルは、歴史的な危機後の市場バリュエーションのトレンドライン(傾向線)に沿ったS&P500種の適正価額として、3020という数字を算出した。米連邦準備制度がインフレ抑制で積極的な利上げに動き、米経済のリセッション(景気後退)懸念が高まる過程で、S&P500種は年初から約20%下げており、23日は前日比1%高の3795.73で終了した。

Fear Of Unknown Leaves Traders Facing Bouts Of Volatility
ニューヨーク証券取引所(NYSE)のフロアで株価動向を見守るトレーダー(3月15日)
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

原題:S&P 500 May Be 24% From Nadir, 150 Years of Market History Shows(抜粋)

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