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日銀のコントロールから比較的自由な部分に圧力継続-ゴールドマン

  • 23日実施の20年債入札結果も低調-応札倍率は前回から低下
  • 10年金利の上昇が抑えられる一方で、超長期債利回りは上昇

日本銀行がイールドカーブコントロール(YCC)を堅持する一方で、債券トレーダーは日銀のコントロールから比較的自由な年限に引き続き圧力を加える態勢にあると、ゴールドマン・サックス・グループが指摘した。

  ゴールドマンのストラテジストのプラビーン・コラパティ、アビシャ・タッカー両氏は23日の顧客向けリポートで、「市場と日銀との膠着(こうちゃく)状態を踏まえると、スワップもしくは10年を上回る年限のいずれであれ、イールドカーブ(利回り曲線)のうち日銀の介入の直接の影響が比較的及ばない部分への圧力が当面続くだろう」との見方を示した。

Bank of Japan Headquarters
日本銀行
Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg
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  こうした圧力は23日に実施された20年債入札の低調な結果でも顕著だった。応札倍率は前回から低下するなど、現物および先物市場での変調が引き続き投資家の購入意欲の重しとなっていることが浮き彫りとなった。

  日銀の指し値オペ継続で10年金利の上昇が抑えられる一方、世界的な債券売りの流れで超長期債利回りは上昇。日銀の方針転換を促す可能性がある水準にまで、イールドカーブはスティープ化した。オーストラリア準備銀行(中央銀行)はインフレ圧力が高まる状況でYCC停止を余儀なくされた経緯がある。

原題:

Goldman Says Bond Traders Focus on Japan Debt Beyond BOJ’s Sway(抜粋)

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