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フジテック社長は「独立性ある取締役会が選任すべき」ーオアシス

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香港のヘッジファンド、オアシス・マネジメントのセス・フィッシャー最高投資責任者(CIO)は24日、エレベーター大手のフジテックの社長交代について、独立性のある取締役会が社長を選任すべきだとの考えを示した。ブルームバーグとのインタビューで述べた。

   フジテックは23日、定時株主総会の開催直前に内山高一社長の取締役再任案の撤回を発表。同日夜には、内山氏が代表取締役を退任して代表権のない会長に就き、副社長だった岡田隆夫氏が新社長に昇格する人事を発表した。

    これに対してフィッシャー氏は、内山氏が株主の負託を得ずに会長としてとどまったことを「実質的なクーデターだ」と批判した。

  フィッシャー氏は岡田氏について、暫定の社長としては適任だと言えるとしつつも、フジテックの長期的価値向上を担う本当の意味での社長としてふさわしいかどうかは独立性を確保した取締役会によって判断されるべきだと述べた。

    オアシスは内山氏を含む創業家と同社との間で「多数の疑わしい取引がある」と指摘し、内山氏の取締役再任に反対を表明していた。

  また、フジテック側は内山会長について、今後、第三者委員会による調査を行い、取締役就任に問題のないことが確認された場合に改めて臨時株主総会などを開き、取締役復帰を諮る構えを見せている。フィッシャー氏は臨時総会が開かれた場合の株主提案を含む「さまざまな選択肢を検討している」と述べた。

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(インタビューの詳細を追加して更新します)
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