ボウマンFRB理事、7月FOMC会合での75bp利上げ支持
Jonnelle Marte
Michelle Bowman, governor of the U.S. Federal Reserve.
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg米連邦準備制度理事会(FRB)のボウマン理事は、7月の連邦公開市場委員会(FOMC)会合での0.75ポイントの利上げを支持すると述べ、その後の会合では複数回の0.5ポイント利上げが適切になるとの見方を示した。
FOMCは今月開いた会合で1994年以降で最大となる利上げに踏み切った。米当局者らはインフレ抑制に向けて必要なことを行うという強いシグナルを送ると同時に、経済のソフトランディング(軟着陸)は一段と難しくなりつつあると認めている。
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ボウマンFRB理事
Source: Bloomberg
ボウマン理事はマサチューセッツ州銀行協会での講演で「現在のインフレ指標を踏まえると、次の会合では75ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)の利上げが、その後の数会合では少なくとも50bpの利上げが適切になると見込んでいる。それは今後入手できるデータの裏付けがある限りだ」と述べた。発言内容は事前原稿に基づく。
原題:
Fed’s Bowman Backs Raising Rates 75 Basis Points in July(抜粋)
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