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米企業活動が失速、総合PMI低下-インフレ高進の影響浮き彫りに

  • 活動拡大を示す水準にはあるものの、20年7月より後で2番目の低さ
  • サービス業PMIはオミクロン変異株が影響した1月以来の低水準

S&Pグローバルが23日発表した米国の製造業・サービス業合わせた6月の総合購買担当者指数(PMI)速報値は前月から2.4ポイント低下の51.2となり、米企業活動の失速が明らかになった。インフレ高進がサービス需要を低下させ、製造業の受注および生産の縮小につながった。

  同指数は依然として50を上回っているため活動拡大を示す水準にはあるものの、2020年7月より後で2番目に低い数字。高インフレや金利上昇、需要鈍化、長引くサプライチェーン懸念を背景に、米企業は今後1年の経済見通しも引き下げた。

US business activity takes a step back as inflationary pressures persist
 
 

  サービス業PMIは51.6と、新型コロナウイルスのオミクロン変異株が猛威を振るい、活動が抑制された1月以来の低水準となった。製造業PMIは52.4と、前月から4ポイント余り低下した。

  S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのチーフ・ビジネス・エコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏は発表文で「調査データは6月の景気拡大が年率換算1%未満となり、財生産部門がすでに下り坂にあり、サービス部門が急失速していることと整合している」と指摘。コロナ関連の制限措置が緩和されて企業活動はいったん活発化したが、「企業は現在、生活コスト上昇にますます苦しむ家計を目の当たりにしており、非必需品の生産者でも同様に受注が減少している」と記した。

原題:Business Activity in US Falters as Inflationary Toll Mounts(抜粋)

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