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トヨタの米ウーバー保有株が半減、自動運転部門の売却受け

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  • オーロラへの売却でウーバーとの自動運転車開発の意義薄れる-広報
  • トヨタはオーロラ株保有、ウーバーとは今後も協業の可能性探る方針
A picture shows the logo of Uber app displayed on a tablet screen.

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Photographer: DENIS CHARLET/AFP

トヨタ自動車が保有する米ウーバー・テクノロジーズの株式が半減したことが23日、同社が提出した有価証券報告書で明らかになった。

How Ride-Hailing Pioneer Uber Is Electrifying
ウーバーロゴ
Photographer: Nathan Laine/Bloomberg

  有報によると、同社が前期(2022年3月期)末時点で保有するウーバー株式数は約513万株と前の期から半減した。帳簿上の評価額は224億円と、同期間で3分の1近い減少となっている。

  トヨタ広報担当の橋本史織氏はウーバーの自動運転部門が米オーロラ・イノベーションに売却され、出資当初の目的の一つであった自動運転の車両開発の意義もウーバーから離れたため売却したと述べた。ウーバーとの関係はこれまで同様良好で、引き続きさまざまな協業の可能性を見据えていきたいという。

  トヨタは18年8月、ウーバーに約5億ドル(約680億円)を出資し、自動運転技術での提携を拡大すると発表。その後、トヨタはデンソーと共同でウーバーの自動運転部門にも6億6700万ドルの出資を行っていたが、新型コロナウイルス感染拡大で打撃を受けたウーバーは同部門を米スタートアップのオーロラに売却していた。

  ウーバーは19年5月にニューヨーク証券取引所に上場したものの、近年は株価の下落傾向が続いており、直近の時価総額は約420億ドルと上場時の株価を下回っている。

  一方、オーロラは昨年11月に特別買収目的会社(SPAC)との合併により米ナスダックに上場。トヨタの有報によると、3月末時点でオーロラ株約4700万株を保有しており、評価額は約324億円となっている。オーロラにはそのほか米IT大手アマゾン・ドット・コムやソフトバンクグループなどが出資している。

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