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ソフトバンクG孫氏、通信子会社の非公開化「世の中何でもあり得る」

  • 社会的使命を果たし、「このまま立派に成長していける」とも発言
  • 宮川社長は「全く考えていない」と否定、株価水準には「大変不満」

ソフトバンクグループの孫正義社長は23日、創業者取締役を務める国内通信子会社ソフトバンクの定時株主総会に出席し、親子上場する同子会社株式の非公開化の可能性について「世の中は何でもあり得る。無いと断定することはない」と述べた。

SoftBank CEO Masayoshi Son Presents Third-Quarter Results
ソフトバンクグループの孫社長
Source: Bloomberg

  孫社長が株主の質問に答えた。一方で、ソフトバンクは日本のデジタル化を推進するなど「社会的使命を果たしている」とし、今後の業績も期待でき、「このまま立派に成長していける」との見通しも語った。

  孫社長の発言は総会の議長を務めたソフトバンクの宮川潤一社長に促され、やや笑みを浮かべながら応じたもので、宮川社長自身は非公開化について「全く考えていない」と強く否定した。ブルームバーグのデータによると、ソフトバンクGはソフトバンク株を40%保有する筆頭株主。

SoftBank Corp. CEO Junichi Miyakawa Presents Earnings Figures
ソフトバンクの宮川社長
Photographer: Akio Kon/Bloomberg

  宮川社長は、自社の株価水準について「わが社のポテンシャルが反映されておらず、私も株主の一人で、大変不満に思っている」と発言。ヤフーやLINEなどグループの将来性を考えると、次世代の社会インフラとしての成長の機会は増え続けており、現在の株価は「異常に安い」との認識を示した。

  ソフトバンクは2018年12月に新規株式公開(IPO)し、上場後は公開価格の1500円を挟んで一進一退が続いている。23日の取引では一時前日比0.7%高の1510円と4営業日続伸し、5月27日以来ほぼ1カ月ぶりの水準に戻した。

  ソフトバンク広報によると、総会の開催時間は1時間12分で、出席株主数は386人(会場38人、オンライン348人)。質問数は24件あり、取締役13人の選任など3議案を賛成多数で決議した。

2018年上場以降のソフトバンク株の推移
 
 
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