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スリランカ経済は「完全に崩壊」、IMFとの融資合意必要-首相

  • 現金でも輸入燃料を購入できない状況-ウィクラマシンハ首相
  • 支援拡大に向けインドや日本、中国などの友好国と会議行う計画

スリランカのウィクラマシンハ首相は22日、同国経済は「完全に崩壊」しており、国際通貨基金(IMF)と融資で合意することが復活に向けた唯一の道だとの考えを示した。

  ウィクラマシンハ氏は議会で、「われわれは今、燃料やガス、電気、食料の単なる不足を超えたはるかに深刻な状況に直面している」と指摘。国営の石油会社が抱える多額の債務により、スリランカは現金でも輸入燃料を購入できない状態にあり、「どん底に落ちる可能性の兆候がみられる」と述べた。

Prime Minister of Sri Lanka Ranil Wickremesinghe Interview
ウィクラマシンハ首相
Photographer: Buddhika Weerasinghe/Bloomberg

  スリランカはIMFと融資協議を行っており、外貨準備の増強や膨れ上がる輸入代金の支払い、通貨安定のため、今後数カ月内に60億ドル(約8100億円)が必要。

  ウィクラマシンハ氏は、同国がIMFと最初の協議を終え、財政や債務の持続可能性、銀行セクターや社会保障について意見交換を行ったと説明。「7月末までにIMFと公式レベルの合意を結ぶつもりだ」と述べた。

IMF、スリランカとの融資協議開始-コロンボで30日まで

  スリランカ当局は支援拡大に向けインドや日本、中国などの友好国と会議を行う計画だ。

原題:Sri Lanka’s Economy Has ‘Collapsed,’ Prime Minister Says(抜粋)

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