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カルビーがポテトチップスなど値上げへ、最大20%-内容量変更も

更新日時
  • 最大20%の値上げ、9月1日納品分から順次改定
  • ポテトチップスなど一部商品は年内2度目の値上げへ
Calbee Inc. potato chips are displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Monday, June 23, 2013. 

Calbee Inc. potato chips are displayed at the company's headquarters in Tokyo, Japan, on Monday, June 23, 2013. 

Photographer: Tomohiro Ohsumi/

カルビーは、エネルギーや原材料価格の高騰は「自助努力のみでは吸収が極めて困難」だとして、9月以降ポテトチップスやシリアルなど幅広い商品の値上げに踏み切る。

Inside Summit Supermarket As Stay-at-home Olympics Boost Its Food and Alcohol Sales
スーパーに陳列されるカルビーの製品(2021年7月、都内)
Photographer: Noriko Hayashi/Bloomberg

  22日の発表資料によると、5-20%程度の値上げになる。9月1日納品分から順次改定する。「ポテトチップス」51品のほか、「フルグラ」やおみやげ商品なども対象になる。

  同社は1月以降、北海道産じゃがいもの収穫減収などを理由に「ポテトチップス」や「じゃがりこ」の価格や内容量を改定していたが、継続するコスト増で値上げせざるを得なくなったとしている。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の角山智信シニアアナリストはリポートで、計画通りの値上げでサプライズはないとしながらも、現状のコスト前提を踏まえた発表は「下期から来期にかけて業績ビジビリティー(透明度)を向上させる点で評価できる」との見方を示した。同社の値上げに対する強気な姿勢の表れで、今後は値上げによる需要の変化に注目したいという。

  ロシアによるウクライナ侵攻などを背景としたエネルギー・原材料価格の高騰や円安に対し、国内各社は対応に追われている。今月に入りエスビー食品や宝ホールディングス傘下の宝酒造モスバーガーなどによる値上げ発表が相次いでいた。

  発表を受けてカルビー株は急反発し、一時前日比5.1%高の2561円と1カ月ぶりの日中高値を付けた。終値は3.7%高の2529円。

(4段落にアナリストコメントを追記し、株価情報を更新します)
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