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対人民元でも円安進行、約30年ぶりの安値-中国輸出業には特に脅威

ドルに対して21日に24年ぶりの安値を更新した円だが、他のアジア通貨に対しても下げはきつい。

  オンショア中国人民元は米東部時間午前11時30分(日本時間22日午前0時30分)時点で1元=20.361円と、2015年に付けた20.285円を超え、1993年3月以来の高値となっている。その後、24時間取引のオフショア人民元はニューヨーク時間21日午後の取引で20.40円を上回る水準。2010年に始まったオフショア取引での最高値を記録した。

CNY-JPY cross rate exceeded its 2015 peak on Tuesday, reaching a 29-year high
 
 

  円急落に伴う競争力への影響に気をもんでいるのが、日本以外のアジアの輸出企業だ。新型コロナウイルス対策のロックダウン(都市封鎖)で受けた打撃を補うため外需に期待している中国勢には特に脅威かもしれない。

  人民元の貿易加重為替レートを対象としたブルームバーグのトラッカーは5月まで3カ月連続で下落していたが、6月に入り上昇。これには元高・円安が影響している可能性がある。日本は昨年、中国にとって3番目に大きな貿易パートナーだった。

原題:Yen Free Fall Leaves Currency Near 30-Year Low vs Chinese Yuan (抜粋)

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