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ドル・円は約24年ぶり高値更新後に反落、米株先物安で円売り巻き戻し

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東京外国為替市場のドル・円相場は約24年ぶりの高値を更新後、1ドル=136円前半へ反落した。株高を背景に円売りが進んだ海外市場の流れを引き継いで始まったが、急激な円安に対する警戒感もある中で、米株価指数先物が下落。リスク選好の巻き戻しからクロス円(ドル以外の通貨の対円相場)が反落していることや、米長期金利低下が重しとなり値を切り下げた。

 
  • ドル・円は午後3時8分現在、前日比0.2%安の136円36銭。朝方に136円71銭を付け、1998年10月以来の高値を更新した後、一時136円05銭まで下落
    • 前日は円が全面安となり、ドル・円は1%以上円安が進行
  • オーストラリアドル・円は0.9%安の1豪ドル=94円42銭。前日は1.4%上昇
24年ぶり高値更新後
 
 

市場関係者の見方

IG証券の石川順一シニアFXストラテジスト

  • 祝日明けの米国は急速な株高と金利堅調となったが、株価指数と金利が軟調になるとドル・円も上昇圧力が後退するというパターンが続いている
  • 米金利にらみの構図は変わらず。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長はきょうの議会証言でインフレ抑制スタンスを維持するだろうが、そのときに金利上昇となるのか、景気懸念で金利が低下するのかが目先のポイント
  • 逆に言えば、136円71銭を突破する材料として、議会証言で米金利の反応が焦点になってくる

クレディ・アグリコル銀行の斎藤裕司外国為替部長

  • 136円台で台替わりということで実需の売りや利益確定の売りが出やすい。当局者からのけん制に対する警戒感もあるだろう
  • パウエル議長の議会証言を控えて、積極的に上値を追いにくい面も。基本的にはタカ派な内容になるとみているが、景気に配慮しつつとなると、米金利と共にドル・円が下げるリスクも否定できない

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