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S&P500種が年末までに40%上昇との予想変えず-ストルツファス氏

  • 年末水準5330とした1月時点の強気予想を維持
  • リセッション回避でFRBを信頼、非常に有能と評価

S&P500種株価指数がさらに20%下げると予想する弱気派もいれば、既に最悪期を脱したと説く強気派もいる。そうした中、オッペンハイマーのチーフ投資ストラテジスト、ジョン・ストルツファス氏は、S&P500種の年末水準を5330とした1月時点の予想を維持する。同指数が21日の上昇後もさらに40%程度上げるとみていることになる。

John Stoltzfus
ジョン・ストルツファス氏
Photographer: Christopher Goodney/Bloomberg

  ストルツファス氏は20日の電話取材に対し、「われわれはリセッション(景気後退)に陥るとは考えておらず、それを回避できると予想している」と説明。「楽な時期ではないが、現在の米連邦準備制度がそれに非常にうまく対応できるとわれわれは考える。甚大な金融危機に対応した経験があるためだ」と語った。

  連邦準備制度は約40年ぶりの高い伸びとなったインフレを抑制するため利上げを実施。S&P500種は年初から21%下落している。多くのストラテジストは、非常に強気だった2022年の相場予想を下向きに修正しているが、ストルツファス氏は懸念していない。同氏は米金融当局が「インフレのペースを抑えられる」とみており、サプライチェーンも緩和されると予想する。

S&P 500 has dropped faster than strategists' 12-month target price
 
 

  「私が最も強調したいのは、経済を軌道に戻す連邦準備制度の取り組みが失敗するとの予想から、S&P500種が2008年12月31日から09年3月までに25%下げたことだ」と同氏は指摘。「実際には3月9日からその年の終わりまでに64%上昇した。その半分の上昇でもわれわれの5330のターゲットに近づく」と語った。

原題:

Stoltzfus Sticks by Call for S&P 500 to Rally 40% by Year-End(抜粋)

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