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ユーロ圏のインフレ、輸入だけが原因ではない-ECBの新指標が示唆

欧州中央銀行(ECB)は21日、輸入物価の圧力を反映しにくい新たなインフレ指標を発表し、域内レベルでも物価が上昇し始めていると指摘した。

  ECBがウェブサイトで公表した論文によると、同指標は「総合インフレの急激な加速は主に輸入インフレによって説明がつくが、域内のインフレ圧力も過去1年間で高まっていることを示唆している」という。

  インフレを制御すべくECBは約10年ぶりとなる利上げの来月実施に向け準備を進めている。政策委員会は利上げの規模やペースについて協議しているが、一部の当局者からは実際に金融政策で供給ショックに対応できるのかどうかについて疑問の声も上がっている。

  新たな指標はユーロ圏消費者物価指数(HICP)の構成項目のうち域外の圧力を受けにくい項目が柱となっている。具体的には賃貸住宅や域内サービス、メンテナンス・修理、教育などが含まれる。

  ECBは「インフレ目標は総合インフレを基に策定するが、域内インフレの概念は金融政策の伝達メカニズムに深く関係しており、分析においても金融政策と関連性がある」と指摘した。

原題:Euro-Area Inflation Isn’t Just Imported, New ECB Indicator Shows

(抜粋)

 

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