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きょうの国内市況(6月21日):株式、債券、為替市場

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●日本株反発、リスク志向回復で東証全33業種が上昇-TOPIX2%高

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   東京株式相場は3営業日ぶりに反発。欧州株や米株価指数先物が上昇してリスク志向が回復し、東証全33業種が上昇した。TOPIXの上昇率は2%を超えた。為替相場が1ドル=135円台を中心に推移するなど円安傾向が続いていることも支えとなった。

  • TOPIXの終値は前日比37.26ポイント(2.1%)高の1856.20
  • 日経平均株価は475円9銭(1.8%)高の2万6246円31銭

丸三証券の柏原延行常務執行役員

  • このところの株価の調整が厳しかったので、売られ過ぎの反動もあって買われている。金利動向に敏感な不動産などに買い
  • 先週末の日銀の金融政策決定会合前に一部で浮上した政策修正の思惑が鎮静化し、買い安心感が出ている
  • 日本株が底堅い背景には、円安により日本国内の資産の割安感が強まり、海外資金が流入することへの期待感も
  • 世界的にいずれインフレが落ち着くことがメインシナリオだが、インフレが長期化し国内に波及すれば日銀の金融政策も変更されるだろう。その場合の影響は大きいのでリスクシナリオとして頭の片隅に置いている

東証33業種

上昇率上位鉱業、空運、不動産、保険、石油・石炭製品、その他金融、機械
下落率上位なし

 

●債券は小幅安、5年債入札は弱めの結果との見方-超長期債に売り圧力

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  債券相場は小幅安。先物市場のヘッジ機能低下への懸念から5年債入札はやや弱めの結果となったことが相場の重しとなった。先物は入札通過で下げ幅を縮めたものの、市場では23日の20年債入札に対する警戒感で超長期債には売り圧力がかかった。

  三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鶴田啓介債券ストラテジストは、「5年債入札は応札倍率が低くやや弱めだったが、弱気予想が多い中で無難な着地だった」と指摘。先物は過度な不安感が後退したことで下げ幅を縮小したとしながらも、「ヘッジ機能低下で20年債入札への不安感は根強く、今回の結果はそれを払しょくするものではなく、引き続き超長期ゾーンは警戒感が強い」と話した。

  • 新発5年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高い0.075%
  • 新発10年債利回りは0.5bp高い0.235%
  • 新発20年債利回りは1bp高い0.925%
  • 長期国債先物9月物の終値は3銭安の147円96銭。21銭安の147円78銭で取引を始め、一時147円63銭まで下落。5年債入札後は下げ幅を縮小した

  日銀は午前10時10分の金融調節で10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。買い入れ利回りは、先物のチーペスト銘柄である残存7年程度の356回債で0.250%、364回債も0.250%とした。

5年債入札

  • 最低落札価格は100円5銭で市場予想中央値と一致
  • 応札倍率は3.17倍で2020年3月以来の低水準
  • 小さければ好調を示すテールは3銭と前回の1銭を上回る
  • SMBC日興証券の奥村任金利ストラテジスト
    • 応札倍率が少し低めだったことを踏まえても予想された範囲での弱い結果
    • 先物をヘッジに使いにくい状況の中での入札で警戒感は相当にあり、きのうまでにかなり調整が進んだ中での入札。キャリー(期間収益)水準などの観点で実需の投資家需要が相応にはあったのだろう

●ドル・円は135円前後、米金利上昇・株高が下支えも米市場待ち

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=135円ちょうどを中心に狭いレンジで推移した。時間外取引での米金利上昇や堅調な株価が下支えとなった一方、金融引き締めによる景気後退懸念がくすぶる中、上値は限定的だった。祝日開けの米国市場の動向を見極めようと、様子見姿勢も強かった。

 
  • ドル・円は午後2時59分現在、前日比ほぼ横ばいの135円04銭。ここまでのレンジは135円21銭から134円93銭

外為ドットコム総合研究所の神田卓也調査部長

  • 米株価先物も堅調、米債先物は金利上昇方向、それがドル・円は135円前半に行く材料。ただ、米国の本国市場が開くまで様子見ムードも残る
  • 日本銀行の金融緩和が世界の潮流と完全に一線を画しているので、円が売られやすい流れは続くが、それもマーケットが安定しているかどうか次第
  • 世界的に金融引き締めに向かう中で、景気後退懸念がくすぶっているので、米株式市場の現物取引が始まってからが勝負
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