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航空業界、世界的な景気鈍化乗り越えられる-IATA事務総長

  • 「実際に見通しはかなり良好であることに変わりはない」
  • 航空業界、過去に直面した危機から教訓-08年の金融危機に言及
IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長、世界的な景気鈍化でも航空業界は新型コロナウイルスの危機からの回復を維持できると語る

国際航空運送協会(IATA)のウィリー・ウォルシュ事務総長は19日、世界的な景気鈍化でも航空業界は新型コロナウイルスの危機からの回復を維持できる見通しだと指摘した。

  ウォルシュ氏はカタールの首都ドーハでIATA年次会合前日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューに応じ、移動制限解除に伴う需要回復は、家計への圧力にかかわらず継続するだろうと語った。

  「逆風はある」とし、「幾つかの難題に直面しているという事実を無視できないが、実際に見通しはかなり良好であることに変わりはない。人々が再び航空便を利用したがっていることが、あらゆる調査で確認されている」と説明した。

IATAのウィリー・ウォルシュ事務総長、世界的な景気鈍化でも航空業界は新型コロナウイルスの危機からの回復を維持できると語る
Source: Bloomberg

  余暇の旅行や友人・家族との再会で顧客が再び押し寄せる中、世界各地の大半の航空会社は販売が好調だ。ただ燃料高で航空会社が運賃値上げを迫られインフレ圧力が家計の支出の重しとなる状況にあって好況がいつまで続くのか疑問が生じている。

  ウォルシュ氏は2008年の世界的な金融危機に言及し、経験則に基づくと影響はさほど大きくならないとの見方を示した。乗客数は09年に安定的に推移し、10年に力強い伸びを示した。

  「われわれはこうした危機に過去に直面した」とし、「そこから教訓を得ており、次回にはよりうまく適応し、対処する。こうした状況で何をすべきかを業界は理解していると思う」と語った。

原題:

Airline Lobby Chief Says Carriers Can Ride Out Economic Squeeze(抜粋)

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