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仮想通貨貸し出しのブロックファイ、リスク波及懸念の沈静化図る

  • ブロックファイ、追い証に対応できなかった大口顧客いたこと認める
  • スリー・アローズの問題に加え、セルシウスは引き出しを停止
Cryptocurrency Illustrations As Musk Roils Crypto Market
Photographer: Gabby Jones/Bloomberg

暗号資産(仮想通貨)ヘッジファンド、スリー・アローズ・キャピタルの財務状況を巡る臆測が強まる中で、仮想通貨貸し出しプラットフォームのブロックファイは通常営業を続けており、顧客資金への影響はないと発表した。波及リスクに対する懸念を抑えようと図ったものとみられる。

  ブロックファイのザック・プリンス最高経営責任者(CEO)はツイートで、最近マージンコール(追加証拠金請求、追い証)に対応できなかった大口顧客がいたことを確認。「関連する全ての担保を完全に清算もしくはヘッジした」とコメントした。同CEOは具体的な顧客名には触れなかった。

仮想通貨ヘッジファンドの謎めいたツイート、財務状況巡る臆測呼ぶ

  英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)は追い証を差し出せなかったスリー・アローズのポジションについて、少なくとも一部を清算した数社にブロックファイが含まれていると先に報じていた。

  スリー・アローズの問題に加え、仮想通貨貸し付けのセルシウス・ネットワークは12日から引き出しを凍結しており、仮想通貨業界には動揺が広がっている。

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  シンガポールに本社を置くスリー・アローズは仮想通貨デリバティブ(金融派生商品)取引所デリビットの親会社の株主。デリビットは16日、現在「潜在的にディストレスト(危機的)」と見なされている純債務を抱えているものの、引き続き「財務面は健全」だとツイートした。

原題:BlockFi Seeks to Quell Fear Amid Crypto Hedge Fund 3AC’s Fallout (抜粋)

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