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FRBは来年に損失計上へ、利上げに伴い-ダドリー前NY連銀総裁

  • FRB、保有資産で稼ぐ以上の利子を銀行の準備預金に支払うことに
  • 政策当局者にMBSの売却を思いとどまらせるだろう-ダドリー氏

米連邦準備制度理事会(FRB)は来年に損失を出す方向にあるようだと、 ダドリー前ニューヨーク連銀総裁が指摘した。インフレ抑制を目指し、短期金利を引き上げていることが理由。

  銀行がFRBに預ける準備預金に対して支払う利子が、米国債と住宅ローン担保証券(MBS)の大規模な保有資産で稼ぐ利子を上回るためだ。

  損失が出ることでFRBの金融政策運営能力に影響が及ぶことはないものの、政策当局者らにMBSの売却を思いとどまらせるだろうと、ダドリー氏は公的通貨金融機関フォーラム(OMFIF)が主催した16日のウェビナーで発言。MBSを売却すれば、赤字が増えるためだと説明した。

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  「現行の軌道上にとどまれば、FRBが2023年に損失を出すのは確実だ」と、同氏は述べた。ダドリー氏は現在、ブルームバーグ・エコノミクスのアドバイザーを務める。

原題:

Fed to Lose Money Next Year as It Raises Rates, Dudley Says(抜粋)

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