コンテンツにスキップする

スイス中銀が07年来の利上げ、政策金利マイナス0.25%に-予想外

更新日時
  • 「一段の政策金利引き上げが必要になる可能性を排除しない」
  • スイス・フラン、一時ユーロに対し約2%上昇-利上げ発表後
Thomas Jordan, president of the Swiss National Bank.

Thomas Jordan, president of the Swiss National Bank.

Photographer: Stefan Wermuth/Bloomberg

1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら

スイス国立銀行(中央銀行)は16日、予想外の利上げを発表した。インフレが抑制不能になることを懸念し2007年以来の利上げに踏み切った。

  中銀は政策金利を0.5ポイント引き上げマイナス0.25%とし、世界的な利上げの流れに加わった。中銀はさらに、「想定し得る将来においてインフレ安定化のため一段の政策金利引き上げが必要になる可能性を排除しない」と表明した。

  利上げを受け、スイス・フランは一時ユーロに対し約2%上昇。中銀は為替市場で「行動を続ける」としている。

  ヨルダン総裁は「現在の状況には為替レート動向を含め多大な不確実性がある」とした上で、「スイス・フランが過度に上昇するならば外貨を買う準備があるし、下落する場合は外貨売りも検討する」と述べた。

  スイス中銀は今年と2023、24両年のインフレ率見通しを2.8%と1.9%、1.6%とし、3月時点予想のそれぞれ2.1%と0.9%、0.9%から上方修正した。 

原題:Jordan Says SNB Prepared to Sell FX If Franc Weakens、SNB Surprises With 50 Basis-Point Hike to Tackle Inflation (2)SNB Unexpectedly Raises Interest Rate By 50 Basis Points (1)、Swiss Franc Surges Over 2% After SNB Surprises With Rate Hike(抜粋)

(ヨルダン総裁の発言を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE