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きょうの国内市況(6月16日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、FOMC通過と米金利低下で安心感-車や電機株に買い

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  東京株式相場は反発。米連邦公開市場委員会(FOMC)が大幅利上げを発表し、インフレの沈静化期待と重要イベント通過による安心感で投資心理が改善した。自動車や電機、機械、卸売株などに見直し買いが入った。ただ、景気に対する懸念は根強く、あすに日銀金融決定会合を控えていることもあり、買いの勢いは午後にかけて失速した。

  • TOPIXの終値は前日比11.88ポイント(0.6%)高の1867.81-6営業日ぶり反発
  • 日経平均株価は105円04銭(0.4%)高の2万6431円20銭-5営業日ぶり反発

JPモルガン・アセットマネジメントの前川将吾グローバル・マーケット・ストラテジスト

  • FOMCの利上げ幅がほぼ市場の想定内となり、無難に通過した安心感が株価を押し上げた
  • ただインフレ高進や金融引き締め強化による景気後退への懸念は根強く、あすの日銀決定会合控えているため、指数の上昇幅は抑えられた
  • 米国の景気が鈍化する前にインフレ高進がどの程度抑えられるかが今後焦点になるが、まだ先行きは不透明な情勢で積極的な買いにつながっていない

東証33業種

上昇率上位水産・農林、繊維製品、輸送用機器、ゴム製品、不動産
下落率上位海運、サービス、化学、倉庫・運輸関連

●債券先物が大幅高、米金利低下や日銀指し値オペ支え-超長期にも買い

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  債券相場は先物が大幅上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米長期金利が低下したことに加えて、前日に急落した反動で先物のほか超長期債も買いが優勢だった。日本銀行が残存7年物国債を対象に加えて実施する指し値オペも相場の支えとなった。

  • 長期国債先物9月物の終値は1円63銭高の147円21銭。買いが先行して始まり、いったん147円35銭まで上昇した後は上値が重くなり、午後に146円68銭まで上げ幅を縮めた。引けにかけて水準を切り上げ、一時147円41銭まで上昇した
  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.250%
  • 新発20年債利回りは6.5ベーシスポイント(bp)低い0.865%、新発30年債利回りは4bp低い1.195%

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米金利低下で先物は買いが先行した。ただ、あすの日銀決定会合の結果を確認しないと相場の居所が分からないので、どの方向に動いても良いように持ち高調整をしている状況だった
  • 先物が買い戻されたことで、超長期債も戻ったが上値を買う感じではない
  • チーペスト銘柄も含めた指し値オペで市場の流動性は低下している。あすの決定会合で現状維持となれば、日銀との攻防が継続し、ますます流動性が落ちていくだろう

日銀オペ

  • 日銀は午前10時10分の金融調節で10年国債を0.25%の利回りで無制限に買い入れる指し値オペを通知。先物のチーペスト銘柄である残存7年程度の356回債の買い入れも継続した
  • 日銀:チーペスト銘柄の連続指し値オペを発表、16・17日に買い入れ

●ドル・円上昇、米金利反発で134円台-日銀会合不透明で上値は限定

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  東京外国為替市場のドル・円相場は上昇。米国の積極的な利上げ姿勢が改めて意識される中、米連邦公開市場委員会(FOMC)後に急低下した米金利が反発したことに伴い、一時1ドル=134円台後半まで値を切り上げた。その後は米金利と共に伸び悩み、あす発表の日本銀行の金融政策を巡る不透明感も上値を抑えた。

 
  • ドル・円は午後3時17分現在、前日比0.3%高の134円28銭。133円70銭を安値に一時は134円68銭まで上昇
    • 前日の海外市場では一時1.5%安の133円51銭まで下落

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 市場が4%程度の利上げ到達点を織り込んでいたことや、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長の発言などハト派的部分を捉えて、FOMC後はいったん材料出尽くしとなり、ドル売りに反応
  • もっとも、積極利上げを進めることや今後の消費者物価指数(CPI)次第で再び大幅利上げのリスクがあることを含め、米金利が落ち着いたという状況ではなく、ドル・円の底堅さは残る
  • 次の注目は日銀の金融政策決定会合。国内債券市場が思惑で動きやすく、ドル・円も振れやすいだろう
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