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きょうの国内市況(6月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株続落、FOMC控え利上げ加速警戒-商社など景気敏感売り

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   東京株式相場はTOPIXが5日続落。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に利上げ加速や景気への警戒感が継続し、リスク資産を回避する姿勢が優勢となった。商社や機械、電機、鉄鋼、非鉄金属など景気敏感業種中心に売られた。

  • TOPIXの終値は前日比22.52ポイント(1.2%)安の1855.93
  • 日経平均株価は303円70銭(1.1%)安の2万6326円16銭-4日続落

水戸証券投資顧問部の酒井一チーフファンドマネジャー

  • FOMCでは仮に75ベーシスポイント(bp)の利上げが行われてもインフレ対応として十分なのかという議論は出そうで、投資家の解釈が分かれる可能性
  • FOMCの結果だけでは材料出尽くしとはなりづらいため、株価が乱高下する懸念がぬぐいきれない
  • 日本国債相場の急落も、日銀会合を控えて不確実性の高まりとなって株価の下げの一因となった

東証33業種

下落率上位石油・石炭製品、鉱業、電気・ガス、機械、精密機器
上昇率上位パルプ・紙、銀行、証券・商品先物取引

●債券急落、先物が一時売買停止-日銀はチーペストの指し値オペを継続

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  債券相場は急落。先物は2013年4月以来の大幅な下落となり、大阪取引所は一時的に売買を停止する「ダイナミック・サーキット・ブレーカー」を発動した。米金利先高観や日本銀行の金融政策に対する思惑が影響したとの見方が出ていた。一方、日銀は先物のチーペスト(受け渡し適格最割安銘柄)を買い入れ対象とした指し値オペを継続すると発表した。

  岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジストは、「日銀の政策変更を期待しているのか分からないが、特定の参加者が先物を売っているようだ。先物だけ急落し、現物は横ばいから上昇する場面もあり、市場が壊れてしまっている」と指摘。一方、日銀の金融調節については「今週末の日銀会合まではオペ対応で10年金利0.25%を死守するだろう」との見方を示した。

  • 長期国債先物9月物は前日比2円1銭安の145円58銭で安値引け。前日の夜間取引の流れを受けて売りが先行した後、午前の日銀オペ通知後に一時上昇に転じたが、午後から再び売りが強まった
  • 大阪取引所によると、長期国債先物9月物でダイナミック・サーキットブレーカーを発動
  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.25%、一時は0.23%まで低下
  • 新発20年債利回りは一時7ベーシスポイント(bp)高い0.94%

  日銀は15日午後、先物のチーペスト銘柄である356回債を0.250%で無制限に買い入れる指し値オペを16日ー17日まで継続すると発表した。午前の金融調節では前日に通知した全年限の長期国債買い入れを通知。指し値オペは2本立てで実施し、買い入れ利回りは1本目が残存年限が7年強の356回債を0.250%、2本目は366回債を0.250%とした。

 

●円が対ドルで反発、日銀の政策変更観測-早朝は一時24年ぶり安値更新

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  東京外国為替市場では、円が対ドルで反発。長期国債先物の急落を受けて日本銀行の政策変更への期待から円の買い戻し圧力が強まった。早朝は米連邦公開市場委員会(FOMC)をめぐって、さらなるタカ派への観測からドル買い・円売りが先行し、再び約24年ぶりとなる安値を更新する場面があったものの、取引が進むにつれて円買いが優勢となった。ユーロは欧州中央銀行(ECB)が政策委員会の臨時会合を開くことがきょう発表されると上昇した。

ハイライト
  • 円は対ドルで一時1ドル=135円59銭と1998年10月以来の安値を付けた。その後は一時134円52銭まで円が買い戻された
    • 午後3時27分現在は134円55銭
  • ユーロ・ドルは前日比0.7%高の1ユーロ=1.0489ドル。一時0.7%高の1.0493ドルまで上昇した

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのディレクター、デービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 債券先物の下落を受けて、日銀会合で何か変更があるかもしれないという期待が浮上し、円買いにつながっている感じ

オーストラリア・ニュージーランド銀行外国為替・コモディティ営業部の町田広之ディレクター

  • FOMCについてはすでに75ベーシスポイント(bp)の利上げやドットチャート、中立金利の引き上げを織り込んでおり、米金利の上昇余地は少なそう
  • ドル・円は名目金利差で上値を探る局面も想定されるが、基本的には動きようがない。もしくは材料出尽くし的な感じで小緩むとみている
  • 金曜日の日銀会合を控えて、日銀の何らかの行動への期待から「噂で買う」的に円を買う動きも想定される
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