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債券先物が大幅高、米金利低下や日銀指し値オペ支え-超長期にも買い

更新日時

債券相場は先物が大幅上昇。米連邦公開市場委員会(FOMC)後に米長期金利が低下したことに加えて、前日に急落した反動で先物のほか超長期債も買いが優勢だった。日本銀行が残存7年物国債を対象に加えて実施する指し値オペも相場の支えとなった。

  • 長期国債先物9月物の終値は1円63銭高の147円21銭。買いが先行して始まり、いったん147円35銭まで上昇した後は上値が重くなり、午後に146円68銭まで上げ幅を縮めた。引けにかけて水準を切り上げ、一時147円41銭まで上昇した
  • 新発10年債利回りは前日比横ばいの0.250%
  • 新発20年債利回りは6.5ベーシスポイント(bp)低い0.865%、新発30年債利回りは4bp低い1.195%

 

長期国債先物9月物の推移
 
 

市場関係者の見方

岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 米金利低下で先物は買いが先行した。ただ、あすの日銀決定会合の結果を確認しないと相場の居所が分からないので、どの方向に動いても良いように持ち高調整をしている状況だった
  • 先物が買い戻されたことで、超長期債も戻ったが上値を買う感じではない
  • チーペスト銘柄も含めた指し値オペで市場の流動性は低下している。あすの決定会合で現状維持となれば、日銀との攻防が継続し、ますます流動性が落ちていくだろう

日銀オペ

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

 2年債5年債10年債20年債30年債40年債
 不成立0.035%0.250%0.865%1.195%不成立
前日比 --3.5bp 横ばい-6.5bp-4.0bp -
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