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バイデン米大統領、7月にサウジ訪問-ムハンマド皇太子と会談へ

更新日時
  • サウジに原油増産を促しガソリン価格の高騰抑制へ
  • 7月13日から4日間の日程で中東歴訪、イスラエルなども訪問
US President Joe Biden.

US President Joe Biden.

Photographer: Tasos Katopodis/UPI

バイデン米大統領は7月にサウジアラビアを訪問しムハンマド皇太子と会談することが、米政府高官の話で明らかになった。人権侵害を理由にサウジを「のけ者」にするとしていたバイデン大統領は方針転換し、関係修復を図る。

  ホワイトハウスの発表によると、バイデン大統領は7月13日から16日までの4日間の日程で中東諸国を歴訪する。イスラエルとヨルダン川西岸を訪れ、イスラエルのベネット首相およびパレスチナ自治政府(PA)のアッバス議長と会談する。最後の訪問国はサウジで、原油増産を促してガソリン価格高騰の抑制を図る見込み。

7月15-16日のバイデン大統領のサウジ訪問についてブルームバーグのホーダーン記者がリポート
Source: Bloomberg

  バイデン大統領のサウジ訪問は、同国に対し強硬姿勢を取りたいとの考えより、ガソリン価格価格の押し下げとウクライナに侵攻したロシアをさらに孤立させる取り組みを優先する姿勢を示している。

  バイデン氏は2019年にサウジの人権問題を理由に同国を「のけ者にする」と発言。米紙ワシントン・ポストのコラムニスト、ジャマル・カショギ氏が18年に殺害された事件を巡り、バイデン政権はムハンマド皇太子が殺害計画を承認していたとする報告書を昨年公表。バイデン大統領は皇太子と直接話すことを避けていた経緯がある。

  皇太子はカショギ氏殺害を命じたとの疑惑を否定した一方で、同国の事実上の統治者としての責任を受け入れると述べている。   

  在ワシントンのサウジ大使館は声明で、バイデン大統領と皇太子が「公式会談」に臨むとし、経済投資やサイバーセキュリティー、気候、食料、エネルギー安全保障などさまざまな課題が焦点になると説明した。

原題:Biden’s Saudi ‘Pariah’ Strategy Crumbles With World Craving OilBiden to Visit Saudi Arabia In July, Due to Meet Crown Prince(抜粋)

(ホワイトハウスの発表などを追加して更新します)
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