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世界的な株・債券安、インフレ懸念拡大-円は約24年ぶり安値

  • S&P500種先物は1.9%下落-アジア株も下げる
  • 米30年債利回りは5年債を下回る、ハードランディング懸念示唆
A trader is reflected in a market screen on the floor of the New York Stock Exchange.

A trader is reflected in a market screen on the floor of the New York Stock Exchange.

Photographer: Spencer Platt/Getty Images North America

世界的に株式や債券からの資金流出が強まっている。インフレ高進で各国・地域の中央銀行が経済成長を犠牲にしてでも利上げを余儀なくされるとの懸念が広がっている。

  10日発表された5月の米消費者物価指数(CPI)は予想を上回る伸び。S&P500種先物は1.9%下落。アジア株も下げている。

  為替市場では円が対ドルで下落し、約24年ぶり安値を付けた。日本の新発10年債利回りは上昇し0.255%と2016年以来の高水準。日銀が許容する変動幅上限を超えた。

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  米国債利回りは短期を中心に幅広い年限で上昇。2年債利回りは一時12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇し、07年後半以来の高水準。30年債利回りは5年債利回りを下回っており、米金融当局による急激な利上げが経済のハードランディングを招くとの懸念を示唆している。

原題:

Global Selloff Deepens as Stocks, Bonds, Yen Slump: Markets Wrap(抜粋)

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