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エネルギー価格の上昇、米国の需要抑制にはなお不十分-ゴールドマン

  • 価格まだ十分に高水準でない-エネルギー調査責任者クルバラン氏
  • 米消費者には「依然としてガソリン価格の上昇を十分吸収する」耐性

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ゴールドマン・サックス・グループはエネルギー価格について、米国人が消費を抑制し始めるには一段の上昇が必要だろうとの見方を示した。

  エネルギー調査責任者兼シニア商品ストラテジスト、ダミアン・クルバラン氏は10日にブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「需要の伸びをしっかり抑制する上で価格はまだ十分に高水準ではない」と語った。

  原油価格は、ロシアによるウクライナ侵攻が拍車を掛け、年初から6割余り上昇。供給のタイト化を背景に輸送燃料コストが記録的水準となり、全米自動車協会(AAA)によればガソリン平均小売価格は1ガロン=5ドルをわずかに下回る水準、ディーゼルは同5.753ドルにそれぞれ上昇している。

Motor-fuel prices in the US keep climbing to new heights
 
 

  クルバラン氏は、世界の経済成長はなお力強く石油の需要は伸びており、これまでのところ消費者には「依然としてガソリン価格の上昇を十分吸収する」耐性があることが示されていると指摘した。

  米エネルギー情報局(EIA)の最新データによれば、燃料価格の記録的高騰にもかかわらず、同国のガソリン需要は年初来の高水準にある。ただ、前年同期および2019年同期との比較ではそれぞれ1%前後、6%近く減少している。

原題:Goldman Sachs Says Energy Prices Not High Enough to Curb Demand(抜粋)

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